妊娠判明からの経過を振り返って|初期の症状と流産発覚までの体験談

妊娠初期

はじめに

妊娠が判明した時の喜びと、その後の不安や心境の変化は、目まぐるしいものでした。
今回は私自身の妊娠判明から流産発覚に至るまでの経過を振り返り、まとめました。

同じように不安を抱えている方や、妊娠初期の症状に戸惑っている方の参考になれば嬉しいです。

妊娠検査薬でまさかの陽性

生理が来たと思ったら、いつものようなドバっとした出血がなく、「婦人科系の病気?」「もしかして更年期?」「妊娠かも?」といろいろな不安が頭をよぎりました。

そこで、パートナーと一緒に過ごす週末に妊娠検査薬を使用。結果はまさかの陽性反応でした。
振り返ると、その出血は生理予定日あたりの着床出血だったのだと思います。

最初の病院受診

週明けに病院へ電話し、週半ばに受診しました。
尿検査の結果、「妊娠していますね」と伝えられ、エコーで黒い丸状の胎嚢を確認できました。

この時点で「次は2週間後に来てくださいね」と言われ、母子手帳はもう少し先とのことでした。

不安を感じた出血と再受診

しかしその翌週、仕事で1時間ほど歩いた帰りに少量の出血があり、不安で病院に連絡。翌日受診すると「この程度の出血なら大丈夫」と言われました。
むしろこの時、心拍を確認できて「順調ですよ」と説明を受け、少し安心しました。

6週半ばの診察とつわりの様子

次の受診でも、胎嚢は少し大きくなり、再度心拍も確認できました。医師から「順調です」と言われたことを今でも覚えています。この時で6週半ばでした。

つわり症状としては、胸の張り、空腹になると気持ち悪くなるといった軽めの症状。想像していたより楽で、「自分は軽い方なのかも」と思っていました。

少しずつ感じた体調の変化

その後、次の診察までの2週間の間に

  • 胸の張りが落ち着いてきた
  • 食欲が落ち着いた
  • お腹の張りや違和感がなくなってきた

といった小さな変化がありました。
嫌な予感はありましたが、ネットなどで「つわりが軽くても順調な場合もある」との情報を見て、信じるしかありませんでした。

成長が止まってしまった現実

結果として、その嫌な予感は当たってしまいました。
次の診察で「赤ちゃんの大きさが、前回からほとんど変わっていません。心拍も止まってしまっています」と告げられました。

医師からは「成長が止まったのは2週間前の診察から間もない頃だろう」と説明がありました。
早めに受診していたとしても、成長が止まってしまったことはどうしようもなく、今回のケースではどうすることもできなかったのだろうな…と思いました。

おわりに

妊娠がわかった時の喜びと、少しずつ募る不安、そして流産発覚という結果。

「なぜ?」と後悔や自責の念もありましたが、医師の説明から、私のせいではなく自然の流れで起こることもあると理解しようと思いました。時折まだ後悔のような気持ちがわいてくることもありますが…
今は、この経験を無駄にせず、次の妊娠に向けて心と体を整えていきたいと思っています。

同じような状況にいる方へ、どうかご自身を責めすぎず、少しでも心が軽くなる時間を持っていただけたらと思います。