はじめに
妊娠の経過が止まっていると伝えられたとき、手術か自然排出かという選択を迫られました。どちらも不安が大きく、どう決めたら良いのか迷う方も多いと思います。
この記事では、私自身が体験した「手術予約から自然排出に至るまでの流れ」をまとめました。同じ状況の方や気になっている方の参考になれば幸いです。
手術か自然排出か、先生からの説明
成長が止まっていることを確認した後、先生から「手術か自然排出か、どちらを希望しますか?」と聞かれました。
- 手術には一定のリスクがあること
- 予約しておかないと混み合って手術枠が埋まってしまうこと
この2点を説明され、自分としては「できれば手術を避けたい」という気持ちが強かったため、自然排出を待ってみたいと伝えました。
手術の予約と流れ
ただし、病院の手術枠は限られており、外来手術できるのは週1日のみ。念のため、2週間後に手術の予約を入れました。
流れとしては、
- 1週間後の受診で様子を確認
- 自然排出がなければ術前検査を実施
- さらに5日後に手術
という段取りになりました。
もやもやとした待機期間
1週間後の受診までの間、出血の気配はなく「結局、手術になるのだろうな」と思いながら過ごしました。
しかし、「いつ出血が始まるかわからない」という状況は精神的にも落ち着かず、外出も控えるようになり、時間を無駄にしているような気持ちになりました。
受診と術前検査
受診当日、前日夕方にほんの少しピンク色の出血があったことを伝えると、先生からは
- 自然排出になるかもしれない
- しかし、ならないかもしれない
という曖昧な状況だと説明を受けました。
このため、術前検査を受ける流れとなりました。
術前検査の内容
- 体重・血圧測定
- レントゲン
- 心電図
- 血液検査
血液を採られ、その後少し頭痛がありました。
また、手術の日は付き添い不可で、朝から夕方まで病院にかかるとの説明を受けました。
自然排出への流れ
しかし、術前検査の翌日、昼過ぎから本格的な出血が始まりました。
その2日後の早朝、ついに自然排出となりました。
(詳しい経過については → 自然排出の体験記事はこちら )
おわりに
流産が発覚してから自然排出までの間は、ただただ不安で、心も体も落ち着かない日々でした。
私の場合は、最終的に手術をせずに自然排出となりましたが、選択の仕方や経過は人によって違うと思います。
この記事が、同じ状況で迷っている方にとって「こんな流れもあるんだ」と参考になればと思います。